コサカでは、「患者さんのためにならないものは取り扱いしません」、「安全・安心かつ清潔に保管されたもののみを取り扱います」患者さんから信頼を得る大きな要因ではないでしょうか。そのためにも、ぜひ先生方には、ディーラーの管理態勢にも目を向け、きちんと安全確保しているディーラーから購入されるようお勧めいたします。

一度先生の目でコサカの管理態勢をご覧になり、ディーラー選びの一助としていただければ幸いです。

平成19年の医療法改正により、歯科医院に対しても、医院内での管理はもとより、メーカーからディーラーを経て最終的に患者さんに適用されるまでの医薬品等の安全管理が要求されるようになりました。

それを実施するには、まず我々歯科業者が医療をサポートする立場上、より自分達に厳しく、商品の品質保持のため、徹底した品質管理システムを構築すると共に、年間を通じてその基準を維持しなければなりません。

しかし、いま現在において、これら各段階の保管状態にまで留意してチェックを入れているという医院は、はたして、どれだけあるでしょうか。製品の多くは、きちんとした保管がなされていないなら、たとえメーカーの保証する品質保持期間であっても早々に劣化している可能性があるのです。

コサカでは、製造の段階から、当社に搬入されるまでの経路、さらには当社内での保管・輸送に至るまで、すべての商品の安全性を確保した状態でお客さまのもとにお届けする態勢を整えています。

国内・海外を問わず当社が扱う商品は、貿易部が直接、メーカーや製造工場を視察して安全性を確認。そして世界的に見て“一流品”と認められるもののみを扱っています。そのため、当社ではお勧めできない商品や、食品衛生法で禁止された漂白剤使用の紙コップ・紙タオルなどは取り扱いいたしません。

本社ビルには、外部からの悪影響を徹底的に排除するため、全フロアに空気清浄機を設置、セントラルクリーナーやエアカーテン、二重ドアなどのさまざまな設備を設けて、商品の安全確保を図っております。また、万一の地震等の自然災害の場合でも、お得意様のもとに確実に商品をお届けできるよう、頑丈な地下倉庫を設置。さらには、商品保管室には担当者のみ入室可とすることで、清潔な保管状態を確保しており、年間を通しての温度・湿度管理と空気清浄機によって、理想的な環境下で、商品を管理しております。

営業車の後部ガラスに遮光フィルムを貼るとともに、温度管理が必要な薬品等はすべてクーラーボックスに保管し、さらにカバーをかけて配送。特別に注意が必要な薬品類には、別途、アイスボックスを使用するなど、品質劣化が起こらない搬送態勢を整えております。このように、当社では、製造からお客さまのもとにお届けするまで、徹底した品質管理を心がけ、実践しております。
昭和三十一年の創業以来、私どもコサカが経営理念としているのは、「患者さんのためにならないものは絶対に売らない」ということでした。かつての偽パラ事件のときはもちろん、当社は一度として、ニセモノや粗悪品を扱ったことはないと断言できます。ましてや、管理態勢が不十分なために品質劣化した商品を販売するなど、当社のアイデンティティに関わる問題として、決してあってはならないことと考えております。

小坂恵一前社長 著書の紹介

20年以上にわたって、客船での旅を趣味にしておりました。その折々に撮った写真を集めて、“DISCOVERY”、“DISCOVERY 2”の2冊の写真集を刊行。いながらにして世界中の美しい風景に触れることのできる本となっており、患者さんが「待合室で見て癒される本」として多くの歯科医院様より賞賛の声を頂いております。
また、みずからの生い立ちを振り返るとともに、前社長の経営理念や歯科業界への提言などをまとめた『波路はるかに50年』を、平成18年中央公論事業出版より刊行しました。
平成25年には、これからの歯科界を担う次世代に向けた最後の執筆「明日に託す」を中央公論事業出版より刊行。